フィリピン・ボホールツアー トピックスその72006/01/16 18:43

写真はNOVAビーチで遊んでいた子供達。
砂浜のいたるところに
卑猥な落書きをしては喜んでいたくせに、
カメラを向けるとちょっとすましてこのポーズ。


[フィリピンの常識8 フィリピン人はお世話好き]
フィリピン(ボホール・パングラオ)の人たちは、
とってもフレンドリーで世話好きです。
車で道路を通っていても
目が合うと笑いかけてきたり、
家の中から手を振ったりしてきます。
ノバのオーナーの河村さんも、
「フィリピンの人たちはとっても友好的だし、
人に何かしてあげて、
喜んでもらうのを楽しみにしている。」
と話していました。

そんな事柄を背景に、フィリピンのダイビングは、
有名な「お殿様・お姫様ダイビング」スタイル。
(うちでは「お殿様・大奥様ダイビング」と呼びますが)
器材のセッティングから
エントリー・エクジットのお手伝い、
果てはダイビング後の器材の片づけまで、
何から何まで至れり尽くせりです。
フィリピンで潜ってばかりだと、
器材のセッティングの仕方を忘れてしまうとか。
ウソのようなホントの話。

そんなダイビングスタイルを聞いて、
フィリピンに行く前は、
「なんて贅沢な潜り方なんだろう。
そこまでやってもらうなんて
ふつう気が引けるよなあ。」
と思ってたのですが、
実際現地でダイビングをしてみると、
このスタイルは実に理にかなってるんじゃないかなあと
思えてきました。
まさに郷にいれば郷に従え。

まず、ダイビングボートは
フィリピン伝統のバンカーボートです。
このボートは横幅がとても狭い。
その分ボートの両サイドに竹製のフロートをつけて、
安定性を高めてはいますが、
とにかく、ボート上では
あんまり自由に身動きがとれません。
ダイバーがそれぞれタンクをつけたり
BCを担いだりしてると、
スペース不足でごったがえすし、
時間もかかりそうです。
だから、エントリー口で順番に
器材を背負ってどぼん、背負ってどぼん
って次々にやっていった方がずっと効率的で安全。

それにフィリピンの人たちは、
自分にできることなら
何でも手助けしたがりの世話好き気質。
「ありがとう、サンキュー」
って言われるのをほんと喜んでます。
(それでチップがもらえればなお最高!)
他のダイブサイトだったら、ダイビングスタッフは、
ボートオペレーターとガイドだけなのがふつうだけど、
フィリピンだったらそれにプラス2〜3人ぐらいは
ボートスタッフとして同乗します。
人件費が安いので、十分雇えるのでしょうし、
その分現地の雇用が増えます。
地元の仕事が増えて、ダイバー楽ちん。
だから、これからフィリピンで潜る方。
思う存分、そして気兼ねすることなく
「お殿様・お姫様ダイビング」を満喫してください。
気分は上流階級。

ただし、1週間器材預けっぱなしだと、
やっぱり心配です。
帰ってから念入りに塩抜きしました。
マスク・スノーケルのシリコンは、
案の定カビてたので、分解洗浄しました。
フィリピンでしか潜らないと言う人も、
現地に器材預けっぱなしは
あまりお勧めできませんね。


***************************************
どこんじょうせんすいくらぶ
http://www.ne.jp/asahi/guts/diving/

コメント

_ だるり ― 2006/01/17 08:55

フィリピンあたりの殿様ダイビングは、私も聞きました。私が聞いた内容はクルーズの方で、朝起きたら、どこにいたのだろうという人たちがわらわら出てきて、立っているだけでダイビングのセッティング・装着を完了させ、さらには海に突き落とすサービスまでしてくれるとのこと。さらに、エキジット後は朝食の準備が完了しており、その頃には、準備をした人たちは姿を消しているという、なんとも不思議なお話でした。

_ 補欠:鮎香 ― 2006/01/18 15:23

お久しぶりです。本年もよろしくお願いいたします。
今年に入って一番ショックだったことは、水槽に入れたパンダダルマハゼ2名が一晩にして行方不明になってしまったことです。あの姿に一目惚れして買ったのに・・90㎝水槽から5㎜の魚を探すのは思った以上に困難でした。どこに隠れているの?いつか大きくなってでてきてね。
フィリピンよかったみたいですね、いいなー。私もいつかいってみたくなりました。ところでどこせん旦那さんは現地の人に間違えられませんでしたか?
お殿様ダイブといえばケアンズで潜ったときは日本人スタッフがほとんどでしたがすべてして頂きました。グレートバリアリーフまで2時間ぐらい荒波で、ほとんどの人が到着までに船酔いしてしまっていたからお手伝いしないとまわらないからかもしれませんね。

_ 奥 ― 2006/01/18 15:58

似てます。ボートマンのピコは、うちの旦那に似ていました。こぢんまりした後ろ姿や、にやっと笑う口元などが。本人もそう思っていたみたい。

_ だるり ― 2006/01/19 13:02

補欠:鮎香 様
>水槽に入れたパンダダルマハゼ2名が一晩にして行方不明になってしまったことです

パンダダルマハゼかわいいですよね。私も以前飼っていたことがあり、今も携帯の待ち受け画面にしています。確かにあれが行方不明になると大変ですね。私の経験からは、ハナヤサイサンゴを健康な状態にキープするのが一番と思います。よいハナヤサイさえあれば、いつでもその中にいますし、ハナヤサイが不調になると、そこから旅立つところも目撃しました。また、そのような時に別のハナヤサイを導入すると、スーツと移動してくれました。私もまたパンダダルマハゼを飼いたくなってしまいました。

_ NOVAともみ ― 2006/01/23 18:05

DVDありがとうございました。
BGMもマッチしてとてもなごめましたぁ~。
こないだNOVAにいらしたお客さんも掲示板からこちらのHPを訪れたようですが「画像が見れなかった」と残念がっていらっしゃいました。
この「フィリピンの常識」シリーズはいくつまでいくのか楽しみです。
私もハゼ図鑑でパンダダルマハゼを見て惚れたんですが、未だに見たことがないんです。。(;>_<;)ビェェン
この辺りのハナヤサイサンゴをのぞき込むのが習慣になっていた時期もありました。。でも、そのおかげ(?)でハウスリーフでカサイダルマハゼは発見しました。
なかなかNOVAのハウスリーフはおもしろいですよ。(∩_∩)
あ、そぉそぉ。奥様!
1/13から雑誌の取材があったんですが、お客様がモデルでダイビングやNOVAでの様子を撮ってました。
次は2/3から雑誌の取材がありますよっ!
是非NOVAへいらして下さい!!

_ どこせん旦那 ― 2006/01/23 21:33

ともみさん、こんにちは。
DVD見て頂きありがとうございます。
最近NOVAの掲示板からうちのHPを訪れてくれる方が
とても多くて嬉しい限りです。
ちゃっかり宣伝させてもらってますが、
うちのNOVA情報は役に立っているでしょうか?
うちのHPは画像や映像などを多用しているので、
かなり重たいと思います。
画像が見られなかった方、すみません。

NOVAのハウスリーフのおもしろさは、
潜ってみれば一目瞭然、納得できますね。
滞在期間が長ければ、
もっとゆっくりたっぷり潜りたいものです。
「○○がいた。」だけじゃなくて、
「今日は、○○が〜してた。」という風に
じっくりと生き物たちのくらしを観察してみたいなあ。

_ どこせん旦那 ― 2006/01/24 15:50

ともみさんwrote
>この「フィリピンの常識」シリーズはいくつまでいくのか楽しみです。

え〜、もうそろそろネタ切れですよ。
たった1週間のツアーでは、そんな次から次に書けません。
そんなにハードル上げないでくださいよ。
楽しみにしていただくのは嬉しいことですが・・・。
それよりも、私たちの勘違いや勝手な思いこみなどは
なかったでしょうか?
「フィリピンの常識」なんて、
さも知ったかぶりで書いてますが、
単に、プチカルチャーショックについて、
勝手な解釈連ねてるだけですから。
他の人がフィリピンを体験すれば、
また違った印象や感覚を得られるんでしょうね。

_ リカ ― 2006/01/24 19:00

私も家のパソコンでは(超古いため^^;)見られないので,職場でこっそり覗いています☆
フィリピンに行った人からは,よかったよ~という話しか聞いたことがありません。どこせんさんのHP見ても,やっぱりよさそ~ですよね。お姫様ダイビング体験したい!もちろん,海も陸もですけど。
新潟のある小学校の先生は,夏にクラスの子どもを連れてフィリピンでホームステイしたそうです。子どもの頃にそんな経験ができたら,人生変わりそうですよね。

_ どこせん旦那 ― 2006/01/24 23:32

リカさん、そこまでしてHP見て頂いていたとは!
ありがたや。

くどいようですが、フィリピンはほんとおもしろかったですね。
海も街も。いろんな刺激があってとっても楽しかったです。

小学生でホームステイ!?
それは人生変わるでしょう。
私の子どもの頃は海外渡航など全く現実味がありませんでした。
せいぜい自転車で九州一周の夢を描いている程度でした。
今は中学校の修学旅行が海外旅行になる時代ですからね。
海外での就職・定住もますます増えるんでしょうね。
私なんかは、定年後の海外での年金暮らしを夢見るのが関の山。
むー・・・じじくさい。

_ リカ ― 2006/01/26 17:53

佐渡出身の私にとっては,本土!?に出てくるのも「海外渡航」でしたから^^;
リタイアメントの番組,私も好きですよ~

_ どこせん旦那 ― 2006/01/27 23:33

確かに「海外渡航」には違いありませんね。

最近、その手の番組よくありますね。
特にフィリピン移住のケースが目につきます。
やっぱり物価が安いからかな。

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