アニラオエリアは,バラヤン湾とバタンガス湾に挟まれて半島のようになっています。
アニラオのすぐ南側にはティングロイ島があるので,
この水域は,湾と湾をつなぐ水路のようになっています。
そのせいか,半島のちょうど先端付近にあたる,
シークレット・ガーデンからシークレット・ベイにかけてのポイントは,
潮の変わり目になると流れがけっこうきつくなります。
アニラオでのラストダイビングで,
浅めの水深で遊べるようにと,
リボンリーフゴビーをリクエストしました。
水深は−5mと,のんびりゆっくりできるはずでした。
しかし,ちょうど潮が流れ出し,
体を立てるとあっという間に流れにもっていかれるような状態でした。
エントリーしてすぐにロナルドが目当ての被写体を見つけてくれたものの,
なかなかいい位置にお出ましになってくれず,撮影は難航しました。
みんなで強烈な流れに耐えながら代わる代わる写真を撮りました。
NIKON D7000-105.0 mm f/2.8 / 露光量1/125 秒 (f / 14) / ISO 100
小さな生き物相手に入れ替わり立ち替わり,
岩をつかんであたふたしている我々の姿は,
端から見るととても滑稽に映ると思います。
平然とした顔つきでこちらを見ているリボンリーフゴビーからも
「何してんの?」
という声が聞こえてきそうです。
コメント
これ! 違うポイントにも居るのですね。
居るところにはいっぱい居ますよね。
私も かわいいから大好きです~♪
背びれが伸長しているのと顔の模様がフォトジェニックです。
moguritaoshiさんへ
この時は1匹だけだったので、
みんなで交代で撮りました。
ピンと伸びた背びれがかっこいいです。
もうちょっと凝って撮ってみたかったのですが、
とりあえず全身おさえるので精一杯でした。