潮が止まって群れ不発@辰ノ口

「辰ノ口って9月に入ると一気にダイバーが減るよね。」と言ってたのに,
現地に着くと予想に反して何やら賑やかな様子。
あれあれなんとダイビングメーカーのモニター会が開催されていました。

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関東,関西のダイバーから見ると,
え?これでモニター会やってんの?って感じでしょうけど,
こんなもんなんです。これでも十分賑やかなんです。

この日にありますって宣伝あってたんですかね?
ショップのお客さんばっかりで,
セルフで潜りにきている人たちは見かけませんでした。

間の悪いときに来てしまったなと思いつつも,
Fish-eyeさんのブースに目が止まり,物色させてもらいました。
そして,とっても明るいライトとドームレンズを借りました。

ビカビカに明るいライトは25%の光量でも十分過ぎるくらいで,
光を当てると魚たちが一目散に逃げていってしまいました。
こりゃいかん。
かといってワイド撮影のライティングに使うと,
明るく照らされた部分とそうでない部分の明暗が極端に分かれてしまい,
不自然な感じに。
こりゃいかん。

うちのようなマクロ撮影のフォーカスライトとして使う場合や
逃げやすい生き物をそっと照らすにはパワーが強すぎてもてあましそう。
私は今のところイノンの棒ライトで十分ですな。

一方,コンデジにつけたドームレンズはなかなかカメラとの相性がよく,
思った以上に気持ちよく撮影ができました。
これは買ってもいいかな?と食指が動き,
メーカーの思惑にまんまとはまってしまいそうです。

潮のタイミングは,アカオビ乱舞狙いにうってつけだったのですが,
器材の物色にうつつを抜かしていたばっかりに潮が止まって外してしまいました。
まあ,海が濁っていて撮影条件が悪すぎたのでいいです,,,と合理化。

その代わり近くの壁穴で久しぶりにコクテンベンケイハゼを見つけました。
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しばらく撮影につきあってもらいましたが,
やがてゆっくりと穴奥へ帰っていきました。
_DST4102

さようなら。また今度。