台風でもへっちゃら 坊津(鹿児島)でダイビング_20120915-16 ― 2012/09/17 10:47
毎度毎度連休をつぶしにかかる憎たらしい台風。
土・日だけなら何とか潜れそうと,坊津行きを強行してきました。
ところが,現地は海も陸も拍子抜けするほど静穏でした。
1本目は網代・華の根方面へ。
ヒレナガネジリンボウyg.ペア
チビッコだし,臆病だし,なかなか思うように撮らせてくれませんでした。
チビハナダイのチビ
岩場の方で奥様が見つけました。
イトヒキベラyg.
これも岩場の方で奥様が見つけて,ひとりでこっそり撮影。
フリソデエビのペア
オニヒトデを貪欲にむさぼってました。
引っ張りあいこ「オレのだ!」「いーやわたしのよ!」
いじわるしてオニヒトデの触手を引っ張ってみたら,
2匹で協力して引っ張り返してきました。
けっこう強い力でした。ずるずる引きずられても諦めません。
すぐ近くにいたチビッコ。
振り袖を平泳ぎのようにかいていきながら移動します。
知らなかった。
開放で撮影。
ヒメイソギンチャクエビ(普通に撮影)
同じ個体を露出を変えて撮影しました。
バリエーション豊かに撮影できるのが楽しい。
2本目は割れ岩の方に行きました。
BーPOINTのオーナーの米永さんが,
何だかしきりに私たちの期待感を盛り上げていましたが,
そのわけは・・・
↓
↓
↓
アケボノハゼ
長年待望されたアイドルが,ついに網代に初登場です!
本当は,オーナーの奥さんの律子さんが,
私たちにサプライズで見せてくれようとしていたのに,
黙っていられない米永さんは,潜る前にバラしてしまいました。
私たちにしてみれば,坊津だからいてもおかしくないよねって感じですが,
ずーっと坊津で潜ってきた米永さんご夫妻や常連のお客さんたちにとっては,
「待ってました!!」といった感じで喜びもひとしおのようでした。
「ちゃんと撮ってね」という期待に応えて,
ちゃんとした写真をアップ。
アサドスズメダイyg.
ちゃんと撮りたかったけど,
カミナリが落ちそうと言うことで,タイムアップ。
2日目はさすがに台風の影響が強まってきたので,
無理をせず,車で移動して笠沙市の大当(おおとう)というポイントへ。
ミジンベニハゼ
お腹の卵のつぶつぶまではっきり見えます。
カメラ慣れしていて,とても寄らせてくれます。
でもこの距離だとやっぱり警戒中。
アカスジカクレエビ
3匹並んでチャーリーズエンジェルポーズ。
意地悪な台風に追い立てられたせいで,
じっくり腰を据えたダイビングはできませんでしたが,
今回も新しい発見や出会いがあり,とても楽しく潜れました。
B-POINTの米永さん,
ダイビングステーション海来館の稲垣さん,
お世話になりました。
志賀島(福岡)でダイビング_20120909 ― 2012/09/09 22:07
およそ15ヶ月ぶりに志賀島へ潜りに行きました。
こんなにブランクが空いてしまうと,
もはやホームとは言えません。
しかも,迷ってしまいました。恥ずかしい。
完全に勘が鈍っています。
もうあっぷあっぷ状態で,ろくに写真も撮れませんでした。
タツノオトシゴ
志賀島の定番メンバーです。
奥様が2匹見つけました。
もう1匹
フジタウミウシ
35mmほどの個体です。
旦那は図鑑写真狙いです。
コノハミドリガイ
辰の口でも交接してましたが,ここでもカップルが出来てました。
奥様はあくまでも構図重視です。
コケギンポ
こちらも志賀島定番メンバー
カメラを近づけるとガアーーッと口を開けて威嚇してました。
マダラギンポ
まだ若い個体です。
志賀島では初めて見ました。
志賀島でも繁殖してるのでしょうか?
長崎_辰口でダイビング_20120901 ― 2012/09/02 06:24
台風15号・14号が続けざまに通り過ぎていきました。
ジリジリと焼けるような夏の陽射しは終わりを告げ,
どこかしら秋の気配を感じるようになりました。
海の中は台風の影響で濁りがあり,天気はよくて光が入り,海も穏やかなのに,
先は見えないというダイバー泣かせの状態でした。
ちょっと離れるとバディの姿をあっという間に見失ってしまいます。
そんな中,わざわざ好き好んでさらに視界の悪くなるところへと,
先週出会った生き物たちの様子を伺いに行ってきました。
ビイドロカクレエビ
10匹近く集まっていました。
近づいた途端散り散りになります。
必然的に砂地抜き。せっかくきれいなエビのに,全く絵にならない奴です。
次はミジンベニハゼ。
10mと離れていない狭い範囲でも10個体以上確認できました。
この辺一帯には一体どれくらいの数棲んで居るのでしょう。
それだけ棲みやすい環境なのでしょうか。
ということで,くどくどとミジンベニハゼを並べてみます。
ミジンベニハゼ
近くにイソギンチャクのようなものがゆらゆらしてるなあと思ったら,
ハナミノカサゴの幼魚でした。まずは,ごあいさつ(*^_^*)
もう1枚「があっ!」
残念ながらハナミノカサゴyg.は後ろ向き。
もう1匹出てきました。
砂をくわえてきては巣穴の外にペッと吐き出して,
台風で埋まった床をせっせと掃除しています。
産卵間近のペア
それを邪魔するやつ
案の定中のオスに手厳しく追い返されました。
泥地のハゼをそこここに見かけましたが,
カメラを向ける間も与えてくれずに引っ込む奴ばかり。
イトヒキハゼ
頬に散らばるブルーの点々がよく目立つ。
背ビレ広げてくれず,すぐ引っ込む。
深場で粘りすぎたので,浅場でじっくり生き物探し。
コノハミドリガイ(交接)
頭のすぐ後ろに白い交接器が見えます。
コノハガニ♀yg.
木の葉つながりで同じ場所に居ました。
まだかなり小さく,甲長5mmくらい。
砂地を這ってたミヤコウミウシが,転石を登っていったその先に・・・おやっ?
ツノモエビ属の一種?
伊豆方面では寒い時期に見かけるらしいです。
ニジギンポ
沈んだ木の枝に寄り添っていました。このときは,茶色。
しばらく目を離したあと再び見てみると・・・
なんと,同じ個体が黄金に光り輝いている!!
これぞホントのオウゴンニジギンポ(ウソです。)
イカと同じように体表面の斑点の大きさを変えることによって
周りの色に合わせて,体色を変化させているのだと思われます。
素晴らしい自然の力。
あー今日もよかダイビングでした。
http://guts-diving-club.jp/
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