おがさわら丸攻略法 その22006/08/16 11:04

おがさわら丸の搭乗が始まると,
指定席,団体客,2等の順に案内されます。
搭乗口で搭乗券の半券を渡し,
寝床を示す番号カードを受け取ります。
私たちはC-3の11番とC-1の1番のカードをもらいました。
C-1が今回レディースルームに振り分けられた船室です。

C-3は定員215名の船室で,6区画に区切られ,
ひとつのエリアに30〜40名分のスペースが用意されていました。
ひとり当たり,毛布2枚と枕ひとつが与えられ,
枕元に手書きの番号カードが置かれています。
隣同士との間隔はわずか20cmほどしかありません。
腕を広げることも難しく,
直立不動の姿勢で眠るしかありません。

私の11番の場所は真ん中のエリアのこれまた真ん中付近です。
船の真ん中が最も揺れが少ないことから,
番号は中央のエリアから割り振られているそうです。
1〜10までは,どこかのショップの団体客で,
船室にアルコール飲料がたっぷり入った
巨大なクーラーボックスを持ち込み,
早くも宴会体制に入っています。
とても近くにいられないので,
船内をうろうろしていました。

ちょうど出航の頃,
サービスカウンターの前で,
何やら紙切れを配っている方がいます。
Dデッキのスペースがかなり余っているので,
移動を希望する人へ新たに番号カードを配っているのでした。
番号カードを2枚もらってDデッキに行ってみると,
かなりスペースが空いていて,
元々の番号の位置や毛布の位置も適当に動かされていました。
私たちは,2人で3人分くらいのスペースと毛布を
悠々と確保することができました。
それでもまだスペースに余裕はあり,
Cデッキが90%の客の入りだとすると,
Dデッキは50〜60%程度でした。

頑張って確保したレディースルームも,
狭い部屋に20人ぐらい押し込められる上,
小さな子供連れや,船に弱そうな人が多いので,
あんまり環境がいいとも言えません。

結局ふたりともDデッキに移動して過ごすことにしました。

おがさわら丸攻略法 その2
寝床確保は出航直後の余りスペースをねらえ
サービスカウンター前で情報収集すべし

ただし,この方法はあくまでも乗客が少ないときの技なので,
繁忙期には使えないと思いますので,悪しからず。

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おがさわら丸攻略法 その1の22006/08/15 19:44

昨日(8/14)の続き

No.00001とNo.00002のおがさわら丸搭乗券を
ゲットすることができましたが,
私たちは2等船室一番乗りを果たすことができませんでした。
なぜかというと・・・

おがさわら丸は乗客数が多いので,
ターミナルの外側に整列場所が設置されます。
その時,搭乗券の番号で100番ごとに
1〜100,101〜200と言うふうに並ぶ場所が決められます。
だから,窓口で1番のチケットをゲットしても,
ここに並ぶのが遅ければ,
100番目になってしまうこともあるのです。

窓口で搭乗券をもらって整列場所に直行したのですが,
そこにはすでに10名ほど並んでました。
その時は,「なんで?」と思いましたが,
小笠原リピーターは心得たもので,
グループの代表者が窓口で搭乗券を
引き替えてもらっているうちに,
他の人たちは先回りして,
整列場所に並んでたんですね。
考えればわかりそうなことなので,
私たちが浅はかなだけですが,
かなり悔しかったです。

それでも,うちの奥さん用に
レディースルームを確保できるのは
間違いなさそうだったので一安心でした。

おがさわら丸攻略その1
乗船一番乗りを目指すなら整列場所に先回り

でも,整列順が1番だろうと10番だろうと
たとえ100番だろうと
そして,レディースルームがとれようととれまいと,
その後の旅の環境にはさほど関係がないということが,
乗船して初めてわかりました。
おがさわら丸の2等船室闘争は,
乗船する前よりも乗船した後が勝負だったのです。

つづく・・・。

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おがさわら丸攻略法 その1の12006/08/14 23:39

小笠原諸島へ行くには避けて通れない,
おがさわら丸片道25時間半の旅。
強者向けの貨物船や金持ち向けの豪華客船クルーズという
選択肢もあるらしいのですが,
一般人はおがさわら丸でしょう。

定員は1031名ということですが,
G.W,お盆,年末年始を除けば,
乗客数が500人を超えることは稀です。
過去の乗客数データ↓
http://www.ogasawara-channel.com/access/ogamaru_archives.htm

それでも,夏休み期間中は混雑するということなので,
私たちは,できるだけいいスペースを確保しようと,
前泊したホテルを朝7時に出て,
7時10分には竹芝ターミナルに到着しました。
さすがに,おがさわら丸の乗客はまだ誰もおらず,
私たちが一番乗りのようです。
搭乗券の受け渡しは8時30分からなので,
窓口の前に並んで待ちました。
そのうちじわじわと列が長くなり,
やはり混雑の様相が見られました。

8時30分になり,No.00001とNo.00002の搭乗券を
めでたくゲットすることができましたが,
私たちは2等船室一番乗りを果たすことができませんでした。
なぜかというと・・・

つづく。

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