*パステル岩肌バックにニシキ抜き ― 2013/10/24 20:21
撮影データ:SS1/125秒,F5,ISO200
カミソリウオの仲間は,形態の変異が著しいため,
長らく分類が混乱していたそうです。
日本では,かつて,
カミソリウオ,フウライウオ,ノコギリフウライウオ
の3種に分類されており,
ニシキフウライウオは,
フウライウオの種内変異とされていました。
ところが,1994年に瀬能氏によって,
これらは全て同一種であることが明らかにされ,
まとめてカミソリウオとなりました。
また,このとき,ニシキフウライウオと
ホソフウライウオが,別種として記載されました。
とは言っても,見た目,
カミソリウオとホソフウライウオの区別は難しいし,
さらに,紛らわしいことに,
日本では消失してしまったノコギリフウライウオが,
外国では未だに別種扱いされたりしているそうです。
それは,ラフスナウト・ゴーストパイプフィッシュ
もしくはヘアリー・ゴーストパイプフィッシュ
(Rough-snout Ghostpipefish/ Hairy Ghostpipefish/
学名:Solenostomus paegnius)
と呼ばれていて,
とってもふっさり。まさにヘアリーなカミソリウオです。
このふさふさ感,フィリピンならではといった感じですが,
こんなの,日本でも見られるのでしょうか?
コメント
_ mie ― 2013/10/28 07:38
_ どこせん ― 2013/10/28 23:26
確かに。
満足いく写真が撮れるかどうかは、
その被写体に対する気のもちようが、
出来を左右しますよね。
でも、
「好きで好きでたまらないのに
なかなかその気持ちが通じない」
ということの方が断然多いです。
_ どこせん ― 2013/10/28 23:28
追伸です。
ダイビング楽しんできてください。
天候、海況がよくなるといいですね。
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オーバー気味の甘い背景で二つ並んだ〇魚のとても珍しい光景とで見る側にとってとても贅沢な一枚です。
この揺蕩う系の魚には一年にいっぺんはどこかでお目にかかり、というか指していただくわけですが、どうも今一ついい写真になったことがありません。中途半端に大きい、とか、目ピンにしても、海を知らない人に伝わりにくい、とか、そう!私がそんなに好きではない、事がいい写真にならない理由かもしれません。
朝から憎まれ口でした。
来週は海に行く予定です。