アニラオでダイビング 2012 その2 アニラオピア編2013/01/03 21:14

アニラオピア編


今回のヘビロテポイントとなったアニラオピアは,港のすぐ目の前です。
定期船らしきボートが出航していくのを横目に見ながらのエントリーです。
海中は当然ながら少々濁り気味で,砂泥状の海底が広がっています。

ブルーバードリボンゴビー
ワキグロアカフエダイ(TIMOR SNAPPER)の幼魚が,
背後にこっそり浮かんでいるところがなんとも微笑ましい。
いつか,ブルーバードが「はっ」と気づいて,
気まずい空気が流れたりするんだろうか?
いやまてよ,流れるのは気まずい海水だな。


インドアカタチ
とても臆病でなかなか近づかせてくれません。
体は半分,背びれの黒斑も見られず,残念な写真。


浅場の砂地はチビッコ天国です。
ロナルドの職人魂炸裂。腕が冴えます。
次から次に数cmからミリサイズのチビッコたちを見つけ出します。


コブシメ?の赤ちゃん
2cmくらいの個体が何匹か見つかったので,
近くで孵化したばかりだったのかもしれません。
赤ちゃんながらも必死に威嚇ポーズ?


ウナギギンポ(SNAKE BLENNY)?のチビッコ
何者なのか確信はもてません。
立派なあごひげをたくわえています。
白ひげでなくて残念ですが,ロナルドが,
「サンタクロース」みたいだと言って盛り上がっていました。
この日はちょうどクリスマスイブでした。グッドタイミング!


ミジンベニハゼ
ケヤリの棲管でしょうか ?ここを住処にしているしているようです。
ケヤリが開いた状態でいてくれたら申し分ないシチュエーションなのですが,
残念ながら,そんな場面には出くわしませんでした。


ミジンベニハゼ
上の個体とは別の場所にいたチビッコのペアです。
右側が15mmくらい,左側は10mmくらいのミニミニサイズ。
管の向こう側から不安気にこちらの様子をうかがっています。


ホソフウライウオ
ニシキフウライウオの幼魚かと思ってました。


アオサハギのチビッコ
10mmに満たないくらいの極小サイズでした。
撮影しているときは「うんこしてる」と思ってたのですが,
パソコンで見ると,なんと寄生虫でした。
2mmサイズくらいでしょうか。
体液を吸ってお腹が濃い緑になっています。
こんな小さいうちから寄生されて,ちょっとかわいそう。


ウミテングのチビッコ
3cm弱くらいのサイズ。おもちゃみたいです。
てっきり目が小さいと思い込んでいて,
ファインダーをのぞきながら,「目玉はどこだー」と探してましたが,
やがて意外とでっかいのに気づいて,「でかっ」とびっくりしました。


クマドリカエルアンコウのチビッコ
15mmくらいかな。
頭のてっぺんの ピンク色のエスカがチャーミング。


ツマジロオコゼのチビッコ
チビながら上手にゆ〜らゆ〜ら揺れていました。


イッポンテグリのチビッコ
頭のうしろから前方にびよーんと大きくせり出したヒレ。
いったいどんな役割があるのでしょうか?


ツノカサゴのチビッコ
こいつもイッポンテグリに負けず,頭の上から大きなツノがせり出してます。
遠目には藻が転がっているようにしか見えません。


アニラオピアは今年初めて潜りましたが,とても楽しいポイントでした。
シークレット・ベイに匹敵するマクロワールドを堪能しました。



コメント

_ moguritaoshi ― 2013/01/10 00:19

アニラオピア楽しかったですね。 自分もめっちゃ気に入りました。
コブシメ?のBabyがメルヘン入ってますね(笑) 可愛いっす。

ミジンのちびっ子、あんなところから顔出してる!

_ どこせん ― 2013/01/11 23:48

アニラオピアで潜りながら,
こんなポイントが地元にあればなあと思いました。
コブシメ?の赤ちゃんは,たまたまメルヘン入りましたが,
ほとんどメモ撮りです。もっと撮り方を工夫しなければ・・・。

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