鹿児島・錦江湾に続いて長崎へ
先月に引き続き海だよりの中村さんにお世話になりました。
今回ご一緒させていただいたゲストの方が
生物愛あふれる探究熱心な方で,
改めてダイビングの楽しさを再認識させていただきました。
中村さんの生態解説にも一層拍車がかかって,
アカデミックムードたっぷりな会話が弾みました。
セダカスズメダイは自分好みの海藻を栽培する農耕生活者なんだとか,
タワシウニは自らつくった住処の窪みを世代をまたいで引き継いでいくんだとか,
イソバナに定着するエビたちは,ホストの表層をかじって色素を体内に取り入れることで
ホストの色彩と同化しているんだとか,
思わず身を乗り出してしまうような
興味津々な話題で盛り上がりました。
水中の方も明るく華やか、そして賑やか。
動的にはキビナゴの群れにカンパチアタックのダイナミックシーンが展開されていたり,
静的にはカラフルなコーラルたちが視界いっぱいに広がっていたりと
海中は「にぎやかな春」ならぬ「にぎやかな秋」
まさにダイビングのベストシーズンと言えそうです。