この地に生きる決意の証@錦江湾

この時季にしか見られない期間限定の姿。

ネジリンボウの極チビ(15mm)

親しみを込めてチビリンボウと呼んでいます。
第一背鰭第二棘がピーンとまっすぐに伸びているのが決定的な特徴です。
ヒレナガネジリンボウのそれとは違い,色が白です。
ところが,ほんの数日経つとポッキリ折れてなくなってしまいます。
撮影中にもちょっとずつ短くなっていました。


この伸長ひれがなぜ備わっているのかは謎です。
が,巣穴を見つけて定着をし始めたくらいのタイミングでなくなってしまうようなので,
それ以前の生活において何らかの役に立っていて,
定着を始めると役目を終えてしまうのではないかと思われます。
もしくは,個体によるものなのか?

こちらはすでに伸長ひれを失った個体。

ごくごく幼少期に限られた特徴を自ら捨て去ることで,
この地に生きる決意を身を以て表明しているかのようです。

コメント

  1. moguritaoshi より:

    なんと、ネジリンボウも背びれが伸長してる
    ステージがあるのですね! びっくり。
    浮遊生活時代の名残ですかね?

  2. どこせん より:

    moguritaoshiさんへ

    錦江湾の旬ネタです。
    まだ怖いもの知らずでバンバン飛んでます。
    やっぱり浮遊生活時代の名残説が有力ですかね?