魚たちの産卵シーンが狙えるということで
3本目の時間帯を繰り下げ,サンセットダイブへ向いました。
潜降してすぐにヒメテグリの求愛シーンに遭遇。
ヒメテグリの求愛
オスの必死の形相が笑えます。
それに比べてメスの素っ気ないこと。
やがて,キンギョハナダイの狂喜乱舞の産卵ラッシュが始まります。
キンギョハナダイのオス
普段の姿からは想像もつかなかった婚姻色に驚きました。
キンギョハナダイ祭りのお隣では
これまた艶やかな婚姻色を浮き上がらせて,
レンテンヤッコが求愛しています。
メスのお腹をつついて産卵を促すオスの後ろには
卵を狙うメジナたちがうろうろしています。
最後はミヤケテグリの産卵
オスが求愛のディスプレイをしながらメスの後を追います。
気のあったペアは体を寄せ合いながら
グルグルと円を描くような行動をとります。
そして,産卵に向けて浮上開始。
オスがメスの体を支えるように下から胸びれを差し入れ,
ゆっくりと浮き上がっていきます。
どのタイミングで産卵するのか分からず,
うまくシャッターが切れない。
これか?産卵したのか?
直後にすぐさま行方をくらましてしまいました。
あまりにエキサイトしすぎて,こちらもエア切れ寸前。
大興奮のサンセットダイブ。
コメント
コンディションも良くて、ダイビングを満喫されたようですね。
この時期、これが見れるんですよね! 去年、私も楽しかったです。
ミヤケテグリ、めっちゃヒレ立ってますやん!
産卵の瞬間は、、、 難しいのひと言です。笑)
あれ、撮れたらスゴイですよね。
レンテンヤッコはばっちりですね、お見事!
今年は、8月予約取れなくて、10月になっちゃいました、、、
産卵シーンの撮影って様々な要素が絡み合って難しいですね。
産卵シーンのジャストタイミングを逃さず捉えられるようになれたら上級者の仲間入りですかね。
産卵のタイミングを見定めたり,
産卵しそうな個体を見つけ出すのは
ガイド頼みになることは仕方ないとして,
それ以外のダイビング技能,撮影技能,
生態知識などあらゆることを研ぎすませていかないと
狙った瞬間を捉えるのは難しそうです。
ハードルはまだまだ高い。
あ,ちなみに今回初めて60mmレンズを借りて撮影しました。
105mmだと惨敗だったかも?
10月の柏島,楽しんできてください!