クリーニング風景です。
魚には痛覚があるとかないとか
研究者や立場によっても意見が分かれているそうです。
痛いか痒いか気持ちいいか,わかりませんが,
何らかの感覚はあるのではないでしょうか。
時には順番待ちまでするほどですから,
「クリーニングしてもらいたい。」という欲求は確かにあるのでしょう。
でもそれは,
「寄生虫を食べてもらったら体がきれいになって健康になるんだ」
ってことを頭で理解しているわけではなく,
直接的な快の感覚が生じることによって動機づけられているのではないでしょうか。
我々がマッサージでツボを刺激してもらうのと同じように,
魚たちも体をつつかれて,
「何か痛気持ちいい!」
って内心思ってるんだろうなって,
クリーニング風景に出会うと,
魚たちのそんな心の声が聞こえてくるような気がしてなりません。