とってもとっても楽しいポイント,ロナルドガーデンは,
昨年の夏頃にブレイクしたらしいのですが,
そのころにはまだポイント名が決まっておらず,
「ソラナの右」(ダイブ・ソラナ前ビーチの右側の方だから)などの
仮称で呼んでいたそうです。
一方,他のガイドやリゾートからは
「ケイザーポイント」と呼ばれていたそうです。
なぜなら,ロナルドオの持ち船「CAZER」がいっつも泊まっているから。
ロナルドが連日のように潜りこむポイントだから,
よっぽど面白いのだろうと思って潜ってみたダイバーたちは,
ただただ砂地が広がるだけの海中を見て,
頭の中に?マークがいくつも浮かんできたことでしょう。
実際にロナルドと潜ってみて,
まるでマジックのように,
次から次へと被写体を見つけ出す様子を目の当たりにしなければ,
ほとんどの人がこのポイントの面白さに気づくことはないと思います。
ロナルドの生き物の探し方を見よう見まねしつつ,
だんだんと目が慣れてくると,
次第に自力でもかなり見つけられるようになります。
そして何だか,自分の眼力が一気にグレードアップしたかのような錯覚に陥るのです。
これだったら日本に帰っても身近な海で,
ひょいひょいと生き物を見つけることができるのではないか?
なんてね。
実際のところは,この海のポテンシャルが別格なだけで,
自分の眼の方が進化してるわけじゃないんですけどね。
白い背景に絶妙なホヤの形,色彩の鮮やかさ,
この冬一番のお気に入りの写真になりました。
2017年の年賀状として採用決定です。
後にして思えば,
一通り撮影した後に目の細かい砂を
サラサラっーと上から振り撒いて撮影してみたら,
もしかして降り積もる雪っぽく見えたかも?
ってそんなにうまくいかないか。