福岡のローカルダイブシーンにおきましては
ここ数年春先になるとダンゴウオの話題でもちきりになります。
昨年、ついに天使の輪っかつき幼魚が発見されたみたいで、
地元のショップさん達は、こぞって探索に繰り出しているようです。
うちもそんなダンゴウオブームに乗っかって、行って来ました志賀島白瀬。
じわじわと老眼が進行する身には無謀かとも思われましたが、
イメージを頭に描き,眼を極限まで凝らして探しつつ,
いつものルート通りに,P1→P2→P3→P4へと進んでいきました。
願いが通じたのか,出会いの瞬間は意外とあっさりやってきました。
1度見つけてしまえば、泳いで逃げたり隠れたりするわけじゃないので、
撮り放題なんですけど,でも、小さすぎます。
米粒のハーフサイズというのは大袈裟ではありません。
普通に撮ったら画角にチョンしか写りません。
クローズアップレンズを1枚かぶせました。
これでも余白がいっぱいです。
クローズアップレンズをもう1枚追加して,
ようやくファインダー越しにも表情がうかがえるようになりました。
何か見てますね。
食べ物を探しているのでしょうか?
浅いので残圧と潜水時間は問題なしですが、
寒さを堪えながらうっすーい被写界深度との地道な闘いが続きます。
「全部ピントがあってなかったら明日も行くか」
と思いながら,シャッターを切ってましたが,
そこそこ大丈夫だったので一安心です。