ヤドカリ図鑑でやる気度アップ@坊津

最近発刊されたヤドカリ図鑑を買いました。
世界初のヤドカリだけのガイドブックだそうです。

この本を手に入れたことで,ヤドカリ分野の撮影に俄然やる気が沸きおこりました。
今回のダイビングで撮影したのは以下の5種です。

アオヒゲヒラホンヤドカリはオスがメスをハサミでつかんで,
交尾前ガーディング行動をしているところでした。
随分と長い距離を引きずって,サンゴの隙間の暗がりに引きずり込んでいました。
どう見ても犯罪行為のように思えてしかたありませんでした。
そのシーンを写真に撮っている自分が言うのも何なんですが。

ニシキカンザシヤドカリはお隣さんとの距離が近い。
テリトリーが重なり合って,お互いに相手の存在が気になる様子。
いやいやもしかするとカップルだったりして。
何だか穴の周りがハートマックに縁取られているようにも見えてきます。
なんとも仲睦まじい幸せカップルということにしておこう。

テブクロイトヒキヤドカリは触覚と脚先の紫色がきれいです。
でも目つきが悪そう。

ウスイロサンゴヤドカリは綺麗な岩肌の上にいて,
なかなかよい環境で撮影できました。

ベニワモンヤドカリは綺麗なタカラガイ(ホンタカラガイ?)を宿にしていました。
自分の体と比べるとかなり持て余しそうな立派なサイズです。
自分が大きくなるのを見越してなのでしょうか?
はたまた見栄っ張りなだけなのかも。