かつて,探しても探しても見つけきれず,
本当に居るのかとさえ勘ぐってしまった,
ビイドロカクレエビ。
出会いの経緯は過去のブログを参照ください。
→「辰ノ口特産 ビイドロカクレエビ」
今となっては,行くところに行けば,
100%見つけられる,というか,
あっちにもこっちにもやたらといるので,
探す必要もないということがわかりました。
ただし,簡単に見つかるということと,
簡単に撮影できるということは
等しいわけではありません。
ビイドロカクレエビはホストへの依存度が少ないので,
フラフラフラフラと彷徨い,漂います。
じっとしてくれない上に,背景が砂地になってしまうので,
せっかくの美しい姿を引き立てるような撮り方をするのが,
とっても難しいのです。
・・・と,長い前置きで懸命にハードルを下げました。
ビイドロカクレエビ
NIKON D7000-105.0 mm f/2.8 /露光量1/125 秒 (f / 16) / ISO 100
夏から秋にかけて,卵を抱えたメスが増えてくるのですが,
抱卵中の個体は遊泳脚に卵を付着させているので,
あまり動き回れなくなるらしい。
そういえば,以前,ウミエラにとまって
じっとしていた個体も抱卵中のメスでした。
ホストを絡めた写真を求めるなら
抱卵中のメスを狙うべし。
しかしながら,抱卵中の個体は生態観察的には○だけど,
繊細なガラス細工の特徴を際立たせるなら
卵をもっていない個体の方が断然いい。
うーん,やっぱり思うようにはいかないものだ。
コメント
はははぁ。。 笑 確かにバックに鮮やかなホストが
あれば! と思っちゃいますね!
でも透明感満載ですよ~♪
moguritaoshiさんへ
ありがとうございます。
いつか会心のショットが得られるように,
これからも通い続け,撮り続けます。