「潜水士」免許取得への道2006/02/20 23:12

潜水士テキスト
1、2月は完全なシーズンオフとなりました。
3月の沖縄で今季シーズンの開幕です。

突然ですが、
どこんじょうせんすいくらぶの今季の新たな目標に、
「潜水士」免許取得を掲げます!

レジャーダイバーは、Cカードさえ取得していれば、
ファンダイビングを楽しむ上で何の問題もないわけですが、
最近思うに、将来的に潜水業務もありかな?
という気がしまして、夫婦ともども取得を志しました。

とはいえ、ダイブマスター及びインストラクター資格は
今のところ取得予定はありません。

じゃあなぜ「潜水士」免許??
といぶかしがる方もいらっしゃると思いますが、
どこんじょうせんすいくらぶにとっては、
ダイブマスターやインストラクター資格よりも
「潜水士」免許の方が、
自分たちのダイビングスタイルにおいて
生かされそうだからということです。
何より国家資格ですし。
決して必要に迫られてるわけじゃじゃないんですけど・・・。

これでもダイビングに対して、
アグレッシブな姿勢を持ち続けようとして
モチベーションを高めているんです。

私たち、どこんじょうせんすいくらぶですから。

ということで、4月の試験に向けて、
早速勉強を開始しました。

テキストは、厚生労働省から出ている
「潜水士テキスト」を購入しました。
実質これしかないそうですし、
問題自体このテキストから出題されるので、
選択の余地はありません。

それと、下記サイトを通じて問題集を購入しました。

http://www.koinoura.net/

解説付きの過去問題集としては、
これに勝るものはないのでは。
心強い味方です。
水産高校の生徒さん達も
この問題集で勉強頑張ってるんでしょうね。
私たちも負けないように頑張ります。

潜水士免許をクリアしたら、
次は船舶免許だ!!

以上、
今年はアグレッシブに攻めていく
どこんじょうせんすいくらぶの
意気込みをお伝えしました。

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どこんじょうせんすいくらぶ
http://www.ne.jp/asahi/guts/diving/

フィリピン・ボホールツアー トピックスその82006/01/27 23:23

バリカサグのおみやげ
[フィリピンの常識9 バリカサグのおみやげおばちゃん]

フィリピンのダイビングと言えば、
バラクーダやギンガメアジの群れ、
マクロ生物の宝庫、
元気なサンゴ群とそこに群れる鮮やかな魚たち
といったことが浮かんできますが、
忘れてはならないのが、
バリカサグのおみやげおばちゃん。
これも所謂、名物と言って差し支えはないでしょう。

おみやげおばちゃんの存在は有名なので、
事前に知り得て心構えはできていたものの、
いざ次から次にやってこられると、
さすがに閉口しました。

1本目のダイビングが終了してボートに戻り、
ミネラルウォーターをもらって、
ほっと一息つくころ、
ふと気づくとボートに見知らぬ女性が
大きな風呂敷包みを抱えて乗り込んでいます。

「ああこれがおみやげおばちゃんか。
ん?でも、おばちゃんと言うには意外と若い。
いや若いと言うより幼いぞ。」

なんて気になりながらも
わざと知らんぷりしてました。
来るか来るかと思ってましたが、
それほどずけずけとした様子はなく、
こちらが一段落するまでしばらく待っていました。
が、ほどなくしてすすすっと近寄ってくると、
おもむろに風呂敷を広げ、
貝細工や貝殻、ストラップ、アクセサリーなどを
あれこれと薦めだしました。

のらりくらりとかわしていたら、
今度はかなり年配のおばちゃん参上。
このおばちゃんはかなり凄腕で、売り込み上手。
「お金ないよ」と言っても
お金は明日でいいと言って引き下がりません。
うちの奥さんもついに折れて、
同僚のおみやげにと
バレッタをひとつ買うことにしました。

「オカネ・アシタ・ヤクソク・ワタシ・ジュリサン・アナタハ?」
とまくしたてられ、名前の交換。
挙げ句の果てには固い指切りまでさせられてしまいました。
若い方の人は出る幕無しで、すごすごと帰っていきました。

バリカサグ2日目。
昨日乗り込んできてた”若い”おみやげおばちゃん(?)が、
今日も懲りずに来てました。
あまりにも若く見えるので、
年齢を尋ねたところ、17才という返事。
十把一絡げにおみやげおばちゃんと呼ぶのもはばかられる。
それでもすでに結婚していて、子供もいるんだとか。
お名前はアンジェラさん。
「おみやげが売れないと赤ちゃんのミルクが買えない」って、
日本人ターゲットの情に訴える術を心得ていました。
「でも、ジュリさんのバレッタを買う約束したから。」
と断ると、
「ジュリさんとは同じシェアだから、
どちらで買っても大丈夫。
ジュリさんには言っておく。」
みたいなことを言いながら、賢明に売り込みます。
仕方がないので、そういうことならと、
昨日ジュリさんと約束したのと同じバレッタを買いました。

紙幣を渡しながらお釣りちょうだいと言うと、
お釣りはないとのこと。
その代わりにこれもつけるからとストラップをくれたけど、
さっき買ってた別のお客さんには、
それおまけであげてたでしょう。
つじつま合わないのには全く無頓着なのね。
ホクホク顔で「アリガト、アリガト」と言い残し、
去っていきました。

「ジュリさんにはちゃんと伝わるよね。
だいたい昨日のことなんて忘れてるよねー。」
なんて気軽に考えていたら、遠くから手を振る姿あり。
「ジュリサン・キタヨー!!」って、
声を張り上げながら近づいてくる。
「き・きたー!」
手には約束したバレッタを握りしめ、
その手を高らかに掲げてしっかりアピールしてます。
「は、図られた!」
アンジェラしてやったり。
仕方がないので、色違いのバレッタと交換してもらい、
こちらもお買いあげ。
どちらも、しっかりちゃっかりしています。
これで一家が生活してるんだから当たり前か。

後で聞いたところ、
ジュリさんは、バリカサグのおみやげおばちゃんの
頂点に君臨する人物らしく、
道理で堂に入った売り込みや
迫力のある約束の取り付けようは
さすがプロの領域です。
そして、何よりダイビングボートに乗り付けるための
移動用ボートがエンジン付き。
みんな手こぎのボートばかりなのに、
他のおばちゃんたちとは明らかに格が違います。

ところで、
おばちゃんたちが持ってくる貝殻の中には、
時折珍しいタカラガイが見つかったりするそうで、
常連っぽいお客さんは、
「貝屋でけっこう高値で売れるんだ。」
と言って、5個ほど”仕入れ”てました。

「貝屋」?なんてほんとにあんの?
と思っていたら、ほんとにあるんですね。

http://www.ryukogei.com/index.htm

しかもホントに高額取引!!
フィリピンには、業者が本格的な仕入れにも
訪れるらしい。

ヨーロピアンや最近増えつつある韓国人観光客は、
日本人ほど財布のひもがゆるくないそうで、
やっぱり、日本人がお得意様なんだそうです。
貝細工もアクセサリーも街中だったら
10分の1くらいの金額で買えそうですが、
税金みたいなものと考えて、
そっぽ向かずに話の種にいかがですか?

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どこんじょうせんすいくらぶ
http://www.ne.jp/asahi/guts/diving/

フィリピン・ボホールツアー トピックスその72006/01/16 18:43

写真はNOVAビーチで遊んでいた子供達。
砂浜のいたるところに
卑猥な落書きをしては喜んでいたくせに、
カメラを向けるとちょっとすましてこのポーズ。


[フィリピンの常識8 フィリピン人はお世話好き]
フィリピン(ボホール・パングラオ)の人たちは、
とってもフレンドリーで世話好きです。
車で道路を通っていても
目が合うと笑いかけてきたり、
家の中から手を振ったりしてきます。
ノバのオーナーの河村さんも、
「フィリピンの人たちはとっても友好的だし、
人に何かしてあげて、
喜んでもらうのを楽しみにしている。」
と話していました。

そんな事柄を背景に、フィリピンのダイビングは、
有名な「お殿様・お姫様ダイビング」スタイル。
(うちでは「お殿様・大奥様ダイビング」と呼びますが)
器材のセッティングから
エントリー・エクジットのお手伝い、
果てはダイビング後の器材の片づけまで、
何から何まで至れり尽くせりです。
フィリピンで潜ってばかりだと、
器材のセッティングの仕方を忘れてしまうとか。
ウソのようなホントの話。

そんなダイビングスタイルを聞いて、
フィリピンに行く前は、
「なんて贅沢な潜り方なんだろう。
そこまでやってもらうなんて
ふつう気が引けるよなあ。」
と思ってたのですが、
実際現地でダイビングをしてみると、
このスタイルは実に理にかなってるんじゃないかなあと
思えてきました。
まさに郷にいれば郷に従え。

まず、ダイビングボートは
フィリピン伝統のバンカーボートです。
このボートは横幅がとても狭い。
その分ボートの両サイドに竹製のフロートをつけて、
安定性を高めてはいますが、
とにかく、ボート上では
あんまり自由に身動きがとれません。
ダイバーがそれぞれタンクをつけたり
BCを担いだりしてると、
スペース不足でごったがえすし、
時間もかかりそうです。
だから、エントリー口で順番に
器材を背負ってどぼん、背負ってどぼん
って次々にやっていった方がずっと効率的で安全。

それにフィリピンの人たちは、
自分にできることなら
何でも手助けしたがりの世話好き気質。
「ありがとう、サンキュー」
って言われるのをほんと喜んでます。
(それでチップがもらえればなお最高!)
他のダイブサイトだったら、ダイビングスタッフは、
ボートオペレーターとガイドだけなのがふつうだけど、
フィリピンだったらそれにプラス2〜3人ぐらいは
ボートスタッフとして同乗します。
人件費が安いので、十分雇えるのでしょうし、
その分現地の雇用が増えます。
地元の仕事が増えて、ダイバー楽ちん。
だから、これからフィリピンで潜る方。
思う存分、そして気兼ねすることなく
「お殿様・お姫様ダイビング」を満喫してください。
気分は上流階級。

ただし、1週間器材預けっぱなしだと、
やっぱり心配です。
帰ってから念入りに塩抜きしました。
マスク・スノーケルのシリコンは、
案の定カビてたので、分解洗浄しました。
フィリピンでしか潜らないと言う人も、
現地に器材預けっぱなしは
あまりお勧めできませんね。


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どこんじょうせんすいくらぶ
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