HPのログ復活ならず2008/12/07 23:02

 11月の後半の3連休に予定していたダイビングは諸般の理由によりあえなく中止となりました。かれこれ2ヶ月間潜っていません。

 ああ,年末のバリが待ち遠しい。

 心の隙間を埋めるため,毎日ネットでぐだぐだとダイビング情報を漁っておりますと,TUSAのHPに「減圧症の予防法を知ろう!」という気になるタイトルの記事が。

http://www.tusa.net/genatsu/index.html

 ダイバーの安全を守るはずのダイブコンピュータ。しかし,そのダイブコンピュータが普及するに伴って,逆に減圧症患者が増えてきていることを指摘し,減圧症に対する正しい認識と自己管理の重要性について具体例をあげながらわかりやすく解説しています。

 その中で特に危険なダイバーの特徴としてあげていたのが,
・ダイブコンピュータが表示する無減圧潜水時間を守ってさえいれば減圧症にはならないという間違った認識のもと,ダイブコンピュータが示す無減圧潜水ギリギリのダイビングを繰り返すダイバー。
・水深15m〜19m前後に留まる長い箱形ダイビングを行うダイバー。
 
 どちらも思い当たる節が大いにあるだけにとても耳が痛い。

 ある程度の水深がとれるビーチエントリーのダイビングってある意味最も危険なダイビングになりやすいのかも。
 辰ノ口に潜るとき,「最大水深20m前後なのに,けっこうDECOが出やすいなあ」と思っていたのですが,やはり潜り方に問題があったようです。

 エントリーして生き物を探しつつ,写真を撮りつつ,だらだらと水深を下げていき,20分以上もたってからようやく最大水深にたどりつき,そこで水深キープ。無減圧潜水時間が少なくなってきたら慌てて浅場へ移動。そして一応安全停止を行ってエクジット。

 これって理想のダイビングプロフィールの真逆でした。

 本来なら,はじめに最大水深に達してそこからゆっくりと水深を上げていくようなダイビングをすべきでした。頭ではわかっていたつもりでも,全然実行できずに毎回危険なダイビングを繰り返していました。

 これから辰ノ口で潜るときは,前半は写真をぐっと我慢してできるだけはやく最大水深に達することを心がけ,そこから徐々に水深を上げながら写真を撮るようにすれば,減圧症のリスクを抑えることができるかなと思います。

 好きなダイビング。これからもずっと永く,安全に潜っていられるように気をつけようと思います。
 
 と,今は本当にそう思うのだけど,見たことない生き物見つけたら無我夢中になるんだろうなあ・・・。

 そしてまたダイコンがぴーぴー鳴って,奥様ににらまれる。

海の中は秋の大運動会2008/09/29 19:57

 9月最後の日曜日。長崎の辰ノ口へ潜りに行ってきました。涼しくなったとは言え,まだまだダイビングシーズン真っ盛り。福岡や地元長崎のダイバーでけっこうな賑わいでした。
 それにも増して賑やかだったのは海の中。魚の種類も量も増え続けています。特に圧巻だったのは灯台の沖で見られた見渡す限りのキビナゴの大群にアタックを仕掛けるカンパチの群れ。壮絶なバトルが5分近くも繰り広げられました。
 しかし,こんな時に限ってビデオがない!!しかもデジイチはマクロ仕様。暗く濁った水中ではめっぽう弱いコンデジが頼みの綱でしたが,予想通りあえなく撃沈。大興奮の水中ドラマは記憶の中に焼き付けられるにとどまりました。
 水温はまだ25度あり,5mmウェットとフード・ベストがあればノーストレス。1時間以上潜ってもへっちゃらです。
 写真はアオサハギの幼魚です。無関心を装っているようで,その目はしっかりとこちらの動きを見張っています。

詳しくはHPのLOGをご覧ください。
http://guts-diving-club.jp/

台風に翻弄2008/09/15 21:43

 3連休になると用事を思い出したかのように忽然と発生する台風。9月の連休も翻弄されました。予定では九州NO.1の呼び声高い有名ダイビングポイントの硫黄島へと向かうはずでしたが,どう転んでも海況は悪化する一方と予測され,やむなく無期延期となりました。
 この連休をどうするか苦悶しましたが,昨年の例にならい,台風の影響の少ない日本海へと目を向けました。目指すはこちらもダイブポイントとして名高い青海島。青海島に潜るときは北九州の「かりゆし」さんにお願いしようと決めていました。

http://www.bbweb-arena.com/users/diving/index.html.html

 かつてB-POINTの米永さんから「かりゆしのオーナーはよか男」とのおすすめをいただいていたからです。
 3連休も差し迫っていましたが,運よくファンダイビングの予約にまだ空きがあり,なんとか予定が立ちました。折り返しかりゆしの大山さんから連絡があり,急遽青海島沖の相島ボートダイビングが可能になったとのこと。2日間のダイビングで相島と青海島の両方を一気に楽しめる幸運に巡り会いました。
 
 相島は透明度抜群,魚影が驚くほど濃く,カメラがマクロ仕様だったことが悔やまれました。しかし,深場でサクラダイやナガハナダイをなんとか写真に収めることができ,かろうじて体裁を保つことができました。

 青海島はまず,ダイバーの多さに驚きました。総勢200人はいたと思います。夏場はもっと多いのでしょうが,日頃こんなに多くのダイバーを見慣れていないので圧倒されました。
 かりゆしの大山さんのリサーチも周到で,たくさんの生き物を紹介していただきました。通年潜ってあるだけに青海島の海で繰り広げられる生き物たちの生態にとても詳しく,また潜りにきたいという衝動がふつふつと込み上げてきました。

 詳しくはHPにて写真とログを公開しています。