*志賀島でダイビング_201305122013/05/12 21:43

福岡は見事な快晴,そして気温もぐんと上がり夏日となりました。
久しぶりに志賀島の海へと出かけました。

各地で磯焼け現象が報告されていますが,
今のところ幸いにも志賀島の海中は被害を免れているようです。
このまま豊かな海であってほしいものです。


志賀島の海中風景
アカモクやワカメなどの海藻が行く手を遮るように
うっそうと繁っています。
坊津や柏島の海とはまたひと味違った生態系を形成しています。


イソウミウシの仲間


クロヘリアメフラシのトーテムポール
3個体が縦一列に見事に整列していました。


ー2014.1.30追記ー
アメフラシの仲間は前後に連なって,
直列交接を行うそうです。
直列交接では前の個体がメス役で,
後ろの個体がオス役ですが,
このように3個体が並んで交接を行う場合は,
真ん中の個体は,後ろの個体から精子を受け取りつつ,
前の個体に精子を受け渡すことができるとか。
数少ない繁殖の機会を最大限に有効活用することができる,
素晴らしい機能をもっています。
(「海に暮らす無脊椎動物のふしぎ」中野理枝著より)
ー追記ここまでー

ウミウシ3種盛り
クロヘリアメフラシ&ゴマフビロードウミウシ&ミヤコウミウシ
まさかのスクランブル状態。
くれぐれも,決してやらせではありません。
どれほどのウミウシラッシュか分かっていただけますでしょうか。
ウミウシも歩けばウミウシに当たる。
なんちて。

別カット
ブレーメンの音楽隊か。


クモガニの仲間
2cmくらいのちびっこです。
なんだかファイティングポーズをとっているようにも見えます。
「なんだ,お前。やんのか?」

別カット
「おひけぇなすって」


キヌカジカ?
なかなか凛々しい顔立ちです。


コケギンポ
頭をゆーらゆーら揺らしていました。


ツノガニ→カイメンガニのようです。
ありとあらゆる素材をふんだんに使って
全身をカモフラージュしています。
つぎはぎだらけのボロを着ているように見えて,
意外と前衛的なファッションぽくてかっこよい。


水温はやっと16℃を超えるくらいとまだまだ低めでしたが,
海藻かき分けダイビングも意外と面白く,
あっという間に時間がたってしまい,
久しぶりにオーバー100分となりました。

朝8時に家を出て1本潜って12時前にはダイビング終了,
志賀島温泉にゆっくりつかって体を温め,
シャワーさんでお昼ご飯を食べて,
イオンで買い物して帰宅して15時。
ちょっとそこまでお出かけ気分でダイビングできる幸せを実感しました。



コメント

_ mie ― 2013/05/14 07:55

ウミウシてんこ盛り面白いです。
駄菓子屋さんでどれにしようか10円握って迷うみたいな。
それぞれが魅力的です。
カジカの正面顔も、ストロボに負けないぞ!って頑張っているみたいです。
カメラの事、7000は中盤じゃなかったのですね。
そりゃマクロ撮るなら、選ばないよな、と改めて思いました。

私は最近はほぼMIXIは読むだけです。
写真はニコンオンラインギャラリーにアップしています。
誰でも見られますので良かったらご覧ください。
toribaです。
とりばあさん。風景が多いですが海に行けば魚もアップしています。
海の写真はいつまでたってもへたくそです。

_ どこせん ― 2013/05/14 23:50

mieさんへ
志賀島は坊津や柏島に比べれば地味な海ですが,
それはそれで楽しめる要素はたくさんあり,
おもしろい海です。

mieさんのギャラリー,アクセスできました。
後ほどゆっくり拝見させていただきます。

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