8月になりました。
暑い暑い日が続きます。
家の外に一歩出ると、あまりの熱気と強烈な陽射しにめまいがして
命の危険すら感じます。
2006年の小笠原ツアーで味わった感覚を思い出します。
あの特別級な暑さが今では日本標準になってしまったのですね。
さて、8月の坊津ダイビングです。
ウェットスーツを着た瞬間から汗が噴き出てきます。
海にドボンと飛び込んだ時の気持ちよさと言ったら、
最っ高の気分です。
と、思ったのも束の間、
何だか濁ってる・・・?
前回よりも透明度悪い・・・?
そして、水深を下げるにつれてぐんぐん水温が下がっていく。
表層は30度近いのに、5m潜ると24度、この辺りまでは心地よい。
20m潜ると20度、25m以深ではなんと18度!!
いくらなんでもここまでくると涼しいを超えてガクブルです。
サーモクラインが浅場と深場で2段階出るのなんて
初めての経験です。
これはハゼの出も期待できないかな?
と思ってたら、
かなり大きな個体です。
が、寒さが響いてるのか、なかなか高くは飛んでくれない。
ヒレナガネジリンボウのちび
こちらは小さな個体です。3cmくらい。
巣穴にべったり張り付いて、全く飛んでくれません。
アオハナテンジクダイ
奥様がオーバーハングで見つけた見慣れないテンジクダイ。
目元のブルーライン、背側がピンク、腹側が黄色と、
なかなかに美しいテンジクダイです。
次回もう一度見てみたい。
スジハナダイ
大きいオスが悠々と泳いでいましたが、
ストロボの光を嫌がって隠れてしまいました。
フタホシキツネベラ
アクアリウムの世界ではたいそう人気なのだそうです。
キツネベラyg
今回一番テンションが上がった瞬間です。
なんといってもうちの推しですから。
どこせんオリジナルTシャツ
「キツネベラygは黒ぱーんつ。」
奥様がこのTシャツを着てたので、
「出てくれたらいいねー」と話していたのですが、
願いが通じました。
アオサハギyg
困った顔して逃げたり隠れたり。
一生懸命生きてる姿が健気で可愛い。
追いかけ回しといて言うのもなんですが・・・。
マダラフサカサゴ?
フサカサゴはフサフサベッドがお気に入り。
おそらくマダラフサカサゴだと思われます。
ニジギンポ
普通にニジギンポだと思うのですが、
幼いからなのか、模様が独特すぎて確信がもてません。
ニジギンポ
ピタッと止まった場所もこちらを見つめる表情も
全てを心得ている最高のモデルさん。
クロスジギンポ+ウミビル
剃り残して長く伸びた髭のようなものがえらの下にあります。
画像を拡大すると正体がわかります。
閲覧注意でお願いします。
クロスジギンポさん、不快感丸出しで
かなり機嫌悪そうです。
タコベラ
ヒレの欠損は、オス同士の戦いの傷跡だと思われます。
クロヘリアメフラシ
シラヒゲウニにマガタマエビを探していたら、
副産物(失礼)として見つけました。
アシビロサンゴヤドリガニ
ターコイズ調の色彩がなんともきれいなカニ。
スリバチサンゴ類に自分の体に合わせた穴をつくって棲んでます。
すっぽり埋まって気持ちよさそうに眠っているみたいです。
一時期もてはやされましたが、最近はそれほどでも。
おかげでゆっくり寝れるようです。
セソコテグリ
多分メスの個体です。
顔つきもなんとなくやさしい面持ち。
キクメイシの仲間
規則正しく並ぶ骨格の中、
鮮やかな蛍光グリーンに光っていて目を奪われます。
ホンヤドカリの仲間+カイウミヒドラ
生命の塊ですね。
この中にどれだけの命が宿っているのでしょうか?
クリアクリーナーシュリンプ
妙に目力がある。
お主只者ではないな。
ヘビギンポ
周りの環境にうまく馴染んで溶け込んでいます。
肉眼ではかなり地味にしか見えません。
写真に撮ってみてじっくり観察することによって
繊細な美しさに初めて気づき、ハッとさせられます。
何より、半開きのおちょぼ口とおっきな目玉が愛らしい。
動画編集中につき、しばらくお待ちください。