2025春・坊津でダイビング3月編

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「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、
今季最後の寒波と共に冬が過ぎ去って行きました。

冠雪した霧島連峰

春分の日を境に陸上は一気に春めいた陽気が訪れ、
開花が遅れ気味だった花たちが一斉に咲き始めたように思います。

開聞岳

残念ながら菜の花満開は終わってました。

一方、海の季節感は陸上の2ヶ月遅れと言われています。
今がまさに真冬といった感じの坊津の海へ潜りに行ってきました。

天気は快晴、風もそれほど強くないのですが、
遥か遠くからやってくるうねりが邪魔をしていて、
やむなくビーチダイビングとなりました。

1日目はB-POINT前ビーチ、
2日目は先荒所(さきあらところ)海水浴場

です。

水温19度と意外に温かく賑やかだった1月の海とは打って変わって、
水温15度の海の中では比較的寒さに弱い生き物たちの数が激減しており、
閑散としていました。

最後の生き残りをかけてか、わずかに残っているものたちも
妙にデリケートになっていてなかなか近寄らせてもらえず、
撮影にも苦労しました。

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ウミヒルモについたワレカラ

ウミヒルモが半分かじられたようになっています。
ワレカラに食べられたのでしょうか?
ウミヒルモに付着している藻の群体やツツムシのようなものも気になります。
ウミヒルモは海草の仲間です。
初夏に小さな可憐な花を咲かせると言います。
ぜひ見てみたい。

ヒメホウキムシ

環状をした触手が白い花びらみたいでとても綺麗です。


ホシカザリハゼ?

ヒメゴンベ

体をぎゅうぎゅうにサンゴに押し込めて出てきません。

ミツボシクロスズメダイ

あんなにたくさんいたのにとっても少なくなりました。

ニセフウライチョウチョウウオ(幼魚)

トゲチョウチョウウオ

肝心の”トゲ”が欠損してしまってます。

ニジギンポ

物陰から覗くようにしてこちらをうかがう仕草が愛らしくて、
ついついカメラを向けてしまいます。
口角が上がってにんまりしている口元も好感度アップのポイントです。

デバスズメダイ

2023年の11月に群れで見つけたデバスズメダイですが、
生き残りはごくごく僅かでした。
3カ所のエダサンゴに1匹ずつ、合計3匹見つけました。
それぞれ単独になってしまって心細いのか、
サンゴの奥深くに潜り込んで、決して出てきませんでした。

エマイロウミウシ


南方系のウミウシでそう頻繁には現れないようですが、
2012年5月2023年11月にも坊津で見られています。

オトメハゼ

心なしか痩せ細っているような。

アカネコバンハゼ

変わらずサンゴ奥でこそこそしていました。

ショウガサンゴ?

直径が20〜30cmくらいの群体が、あたり一面を埋め尽くしていました。
この付近にはこれからたくさんの生き物たちが集まってきそうな気配がします。


今後の移り変わりにも要注目です。

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