アニラオに来て絶対に外せないターゲット,
フラッシャー・ラス。
目の前をビュンビュン飛び交う色めき立ったフラッシャーたち。
瞬きすると見失うほどのスピードに翻弄され,くじけそうになりながらも,
美しく煌めく一瞬を捕えたい一心でひたすら追いかけます。
狙って撮れるような腕をもちあわせている訳ではないので,
数撃ちゃ当たる方式あるのみ,ということはわかっているのですが,
なかなか切れないんですよ,シャッターが。
歯ぎしりしながら懸命に追いかけ回して,ダメ元で撃ち続けること数十分。
フラッシャー・シュートゲームは,いつも不完全燃焼のまま幕を閉じます。
フラッシャーポイントを後にして,ボートへと戻りながら,
「また,来年待ってろよ。」と負け惜しみを込めてリベンジを誓い,
アニラオを再訪すべき理由がまたひとつ生まれるのです。