2004/8/23 鹿児島・坊津(復刻版)

天候:晴れ/最高気温:31°/水温29°波高:0.5m/透明度:15m
ポイント:小島・華の根・網代

6月29日以来、約2ヶ月ぶりの鹿児島県坊津でのダイビングです。
利用サービスはもちろん「B-POINT」さんです。
台風15号の影響がかなり心配だったのですが、
幸い西にそれていったので、海はほとんど荒れておらず、
天気も上々で絶好のダイビング日和となりました。


今回のメンバーは私たち夫婦プラス
Cカードとりたての大学生K君(慶応BOY)の3名です。
他のお客さんはというと、
関東などから「長渕剛のオールナイトライブを観にきた」
という人が続々とやってきて、
ライブの経済波及効果50億円(!?)というのは
ダテではないなと思い知らされました。

初日の1本目のポイントは「小島」。
マツカサウオ、アヤメエビス、ムレハタタテダイ、
イソコンペイトウガニ、テンロクケボリガイなどがいました。
K君は初めてのファンダイビングで緊張気味でしたが、
初めての水中デジカメ撮影に夢中になっていました。

テンロクケボリ

2本目のポイントは「華の根」。
エビ天国の岩場に行く手前でヒレナガネジリンボウを見ました。
人慣れしていて割と近づけましたがフラッシュが届かず、
少し暗い写真になってしまいました。
その後はアカシマシラヒゲエビ、サラサエビ、オトヒメエビ、
クリア・クリーナー・シュリンプ、ヒトデヤドリエビ、
コシオリエビ、ゼブラガニ、モンハナシャコと甲殻類のオンパレード。
また、タテジマキンチャクダイの幼魚と若魚のペアもいました。

ヒトデヤドリエビ

3本目はセルフで「B-POINT前ビーチ」を潜りました。
水温が30°まで上がっているせいか、
サンゴが少なくなっているのが気になりました。

コケギンポ

次の日は「網代」を潜りました。
水深25mくらいの岩場の陰にスジハナダイがいました。
なかなか寄れないので撮影は難しい。
大きなウミウチワがいくつも並んでいて、
オルトマンワラエビ、クダゴンベなどを見ることができます。
また、今回の目玉のホタテツノハゼはけっこう我慢強く、
みんなで並んでゆっくりと見ることができました。

オルトマンワラエビ

ムチカラマツエビ

上の写真のムチカラマツエビもこのポイントで撮ったものです。
あと、アシボソベニサンゴガニがいて、
節の部分のオレンジ色のポイントがとてもきれいだったので
写真に撮りたかったのですが、
うまく逃げ回られ残念ながら失敗しました。

坊津の魅力は、けっこうレアなものに普通に出会えてしまうというところですが、
K君は「エビ・カニがおもしろい」と早くもマクロにはまりそうな勢いでした。
K君、変態ダイバーになるにはまだ早いんじゃない?
やはり坊津は、いろんな意味で危険なポイントであった。