ダイビングツアー2009 in CEBU その42010/01/07 22:25

マクタン島のダイビングでは,
予想以上に数多くのウミウシに出会いました。
それだけウミウシの餌となる海藻類も豊富だということなのでしょう。

マリゴンドンケーブでのダイビングの終盤,
ガイドのtomoさんがなにやら不思議なものを持ってきてくれました。

バロニアウミウシ?

なんと,バロニアの中を住処としているウミウシです。
減圧停止中でロープにつかまっている状態だったので,
仕方なくコンデジで撮影した写真です。
画像の中央付近にかすかにウミウシの形が見えます。

バロニアウミウシ?の卵

こちらの写真には下の方に渦巻き状の卵が見えます。

証拠写真?程度にしか残せませんでしたが,
珍しいものを見せていただきました。

Navigobius dewa2010/01/11 11:10

昨年末に,「新属」の魚の学名が決まりました。 
その名は「Navigobius dewa」。 
鹿児島の水中写真家の出羽慎一さんの名前が用いられたものです。 
「新種」はまあよくある話ですが, 
「新属」は世界的にもきわめて珍しいとのこと。 

こちらで南日本新聞の記事が出ています。
 
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=21365 

断然きれいな生態写真は出羽さんのサイトでご覧いただけます。 
http://www.umiannai.com/ 

ぜひ実物をこの目で見たいものですが, 
最も浅場にいたとしても水深45m。 
普段は水深50〜60mよりも深いところにいるそうですから, 
ちょっとやそっとじゃ見られません。 
ましてや撮影なんて,そう簡単にはありえないでしょう。 
鹿児島の海の奥深さに改めて感心します。