梅雨の合間に志賀島2006/06/19 22:17

6月18日の日曜日。
先週に引き続き,地元志賀島(赤瀬)の海で潜りました。
先週は水面には全く波がたっていなかったのに,
北からの強いうねりの影響で,エントリー口付近は
サーフィンにはもってこいのビッグウェーブとなって
打ち寄せていました。
エントリー,エグジットにかなり手こずったのはもちろん,
水中でもぐいぐい揺り動かされ,撮影は困難を極めました。

打って変わってこの日の志賀島は,
波無し,うねり無し,小潮まわりの
たいへん穏やかな海となりました。
しかも,昼近くから天気も快晴。
さらに透明度8〜10mと,
休日のコンディションの中では,
おそらく今季ベストではなかろうかと思うほどでした。

ただし,水温は例年より1,2℃低めで20℃ちょっと。
でも,だんだんと生き物たちの数も増え,
動きも活発になってきました。
特に,アジの子供達の群れはかなり大きくなっていて,
それを追って80cmクラスのカンパチの群れも
姿を見せているとの情報もあります。
相変わらず,ウミウシの種類も豊富で,
1ダイブで5種類くらいは当たり前,
時には10種類くらいも見つかります。
海藻の種類と量が半端ではないので,
そのおかげだと思います。
海藻マニアのダイバーには夢のようなポイントです。
そんなマニアがいればの話ですが。

エントリー口から真っ直ぐ(コンパスでは20度くらい)
30mくらいのところの砂地には,
どこかのサービスが講習用(?)に設置したブイと,
先週はなかったアンカーがどかっと置いてありました。
赤瀬は「白瀬に潜れない間の急場しのぎ」のイメージだったのですが,
だんだんと本格的にダイビングポイントらしくなってきました。
でも,その反面スピアフィッシングの人たちも集まってきていて,
漁協の警戒も強まりそうな気配です。
密漁禁止の立て看板も増えてました。

それでも,まだ,道路の全面通行止めは解除されておらず,
一般車両は進入できないので,
もうしばらくはゆっくりと潜れそうです。
とはいえ,志賀島周回道路の全面復旧を
1日も早く果たして欲しいものです。
オリンピックの誘致よりも優先して。

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どこんじょうせんすいくらぶ
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