前々から気になっていた愛南。
ダイビング界隈では注目度が急上昇中です。
念願叶って、ついに潜りに行ってきました。
宇和島運輸フェリーで別府から八幡浜へ渡り、
港から車で約2時間弱。
やって来ました、「DIVE愛南」
シャワー室や更衣室、休憩所、器材洗い場等の施設が広々として快適です。
お店の目の前の浮き桟橋から乗船できるので、
大袈裟ではなく、お店から徒歩10秒でボートの上です。
新艇は37人乗り、200馬力×2のエンジンで愛南の海をかっ飛ばします。
水温は24℃〜26℃。
ロクハンにするか、5mmワンピース(+ベスト)にするか迷いましたが、
5mmワンピース(+ベスト)で全然寒くありませんでした。
透明度もそこそこよく、気持ちのよいダイビングができました。
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初日3本、2日目2本、合計5本のダイビングです。
初日1本目は「ビシャゴ沖」というポイントです。
「ビシャゴ」とはタカの仲間の「ミサゴ」が訛ったもので、
ミサゴがよく留まっている岩があることから名付けられたそうです。
キホシスズメダイ
幼魚サイズは九州でもよく見かけていたのですが、
大きめサイズをやっと見ることができました。
ハチジョウタツ(通称:ジャパピグ)
うつむき加減でとってもシャイ。
ヒメギンポ
産卵シーズンは低水温期なので、
婚姻色は見られませんでした。
ニシキフウライウオ
潜るたびにあちこちで見つかります。
今年は当たり年なのかも?
初日2本目と2日目2本目(ラストダイブ)は「ビシャゴドロップ」という
砂地が深場に向かってなだらかに落ちていくポイントに潜りました。
ホタルビオニハゼのペア
次の日は仲良く並んで写ってくれました。
「ビシャゴドロップ」は浅場に戻って来てからも生き物が多く
楽しく撮影できました。
今回どこせんお気に入りのポイントです。
アオサハギの稚魚
久しぶりに見つかったとのことです。
ハナヤギのポリプもちょうど満開で、
絶妙なポジションでポージングしてくれました。
そしてナイスなチラ見。
お利口さんすぎます。
しばらくの間ダイバーたちを虜にすること間違いなしです。
マルガザミ
ヒメハナギンチャクの棲管(せいかん)に
体半分隠しながらこちらをのぞいていました。
オイランヨウジ
全身丸出しで摂餌に夢中になっていました。
小さなプランクトン(アミ?)を食べていました。
タスジウミシダウバウオ
近似のウミシダウバウオとは、
目の下にラインがあるかどうかで見分けられます。
コケギンポ
ムラサキコモンサンゴの中に巣穴があって、
「ラベンダー畑のコケギンポ」と呼ばれていました。
サンゴの横に生えている藻類を
ハフムシャッとかじってモグモグ食べていました。
イバラカンザシ
単体でも綺麗ですが、
ムラサキコモンサンゴと相まって一層美しい!
コケギンポ
別の場所にいたこちらの個体は、
イバラカンザシをパラソルのようにしてくつろいでいました。
コガネスズメダイyg & ナガサキスズメダイyg
ウミシダの周りでテリトリー争いしてました。
ナガサキスズメダイの方がやや優勢。
初日3本目は「ミツハエ」というポイントで、
クジャクベラのフラッシング狙いです。
クジャクベラ
とても威勢のいいオスで、婚姻色をくっきり出しながら
「これまでで最速!」とガイドもうなる猛スピードで
ビュンビュン泳いでいました。
通常ならクジャクベラのメスに対してアピールしながら泳ぐので、
ある程度動きの予測はつくものなのですが…
こいつときたら、近くを泳いでいる他種の魚に対しても
「オラオラオラーッ!!」と
見境なく突っ込んでいくので
行動パターンが全くもって予測不能でした。
こちらも負けじと粘って撮影しましたが、
結果、たっぷりと敗北感を味わいました。
フトスジイレズミハゼ
岩の隙間でしたが、開口部が広くて
ストロボ光がよく回ってくれました。
ゴシキエビ
体長5cmくらいのチビッコなのに
触覚だけはすごく立派!
2日目1本目は「東の根」という少し遠いポイントでした。
でも、合計400馬力のハイパワーエンジンであっという間に到着します。
コダマタツ
大きなイソバナに全部で4匹いるとのことでした。
この個体はとってもシャイですぐに隠れてしまいました。
タレクチウミタケハゼ
サクラコシオリエビと同じツボカイメンに
大小合わせて30匹くらいはいました。
アカスジウミタケハゼ
ウミシダと絡めてバリエーション変えて撮影可。
以上アカスジウミタケハゼの3枚の写真は、
似たようなシチュエーションですが、
全て別々のポイントで撮影しました。
2日間、とても快適で充実したダイビングができました。
DIVE愛南のスタッフの皆さん、お世話になりました。
ありがとうございました!
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