2007年初ダイブ2007/03/18 08:25


やっと今年の初ダイビングを迎えることができました。
年度末の多忙なこの時期ですが,金・土・日といつもの日程で,
またまた沖縄本島にやってきました。

暖冬から一転,寒の戻りとなった福岡を
まんまと抜け出したつもりが,なんと沖縄も寒かった。
あいにく波も高くてケラマまではボートが出ず,
チービシどまりということだったので,
無理を言って崎本部でのビーチダイビングをお願いしました。

浅〜いところでのんびりまったり生き物探しです。
耳を澄ますとかすかにザトウクジラの鳴き声が聞こえてきました。
シー・フォックスの駒井さんはリクエストどおり,
ヒレナガネジリンボウ,ヤシャハゼ,オドリハゼと
共生ハゼの揃い踏みで楽しませてくれました。
地味なところではツバメタナバタウオも見られました。
写真には撮れませんでしたが,
形と色が美しくてうちではけっこう人気の魚なんです。

3本潜って着替える頃には北風ががぜん強くなり,
がたがたと震える始末でした。
駒井さん,わがままにおつきあいいただき
ありがとうございました。

いちご狩りに行ってきた2007/02/11 20:13

博多あまおうのいちご狩りに行ってきました。

場所は福岡県三潴郡大木町のホワイトベリーです。
http://www.shiro-ichigo.com/

さすがあまおう。
普通のいちごの3倍くらいのでかさです。
とても一口では口に入りません。
40分の制限時間で30個くらいいただきましたが,
3年分ぐらい一気に食べた気分です。

でも,大きい分ちょっと大味で,
実は普通サイズのとよのかやさがほのかの方が
おいしかったりしました。

しばらくいちごは遠慮したいところでしたが,
その日泊まった旧柳川藩主の別邸「御花」の夕食にも
あまおうが出てきてまいった。

マブール&シパダンツアーレポート その62007/01/14 21:57

6.ダイブセンターとダイブスタイル


SWVに到着すると,リゾート施設の説明もそこそこに
ダイビング器材を準備してダイブセンターに集められます。
早速,ダイブセンターの利用のしかたや
ダイビングについての注意などの説明があり,
その後チェックダイブを受けます。
さすが,ダイバーのためのリゾートです。
リゾートのことよりもダイビングのこと方が優先なんですね。
この流れはダイバーにとってはとてもありがたいことです。
何はともあれ潜りに来ているのですから,
いらぬ事に手間を取りたくないわけです。
これまで,モルディブやタヒチのリゾートでは,
到着するとリゾートでの滞在について延々と説明を受け,
ぞろぞろとリゾート内を見学者のように連れ回されて,
いちいちオリエンテーションを受けていたわけです。
わからないことがあれば,その都度レセプションに行って
聞けば済むことであって,そのせいでダイビングに出かけるのは
午後からになってしまうという歯がゆい経験をしていました。
SWVえらい。

英語が堪能な人にとってはなんて事はないことですが,
ダイビングスタッフにも日本人はいません。
2006年の夏まではいたそうですが,退職されました。
ダイブセンターの説明やブリーフィング等は全て英語です。
人気のある生き物の名前は日本語でも説明します。
(「アケボノ」,「ホタテ(ツノハゼ)」など)
基本的にポイント名,見られる生き物,カレントについて,
最大深度,潜水時間,残圧50で報告することなどといった内容なので,
それほど戸惑うことはないと思います。


リゾート滞在中はダイバーひとりひとりに番号が割り当てられます。
ロッカーやBC&レギュ置き場は自分の番号の所を使用します。
ボートダイブの時はここからダイブスタッフが器材を持ち出して,
ボート上でセッティングをしておいてくれます。
とっても楽チンですが,
時々,自分が乗るボートに器材がセッティングされてないことや
タンクの残圧が足りないことがあるので,出発前に要チェックです。
ダイビング後もボートから持って上がってくれます。
3点セット,ウェイト,カメラ類は自己管理です。

ロッカーの中にはウェット用のハンガーが入っていて,
ローカールームにウエットを干すときに使います。
ロッカーの中には,着替えや3点セットやウエイトを入れます。
ウエイトは初日にウエイトカウンターでベルトと共に借りて,
最終日に戻します。


器材洗い場も軽器材用,重器材用,カメラ用と3つに分けてあります。
軽器材用の洗い場には簡易物干しもあり,使い勝手がよろしい。


タンクはアルミの14リットル。およそ300本ストックしてあり,
4台のコンプレッサーで一度に12本ずつチャージしていました。
タンクを水冷しながらのチャージは始めて見ました。
MAX100名のダイバーを受け入れることができるそうですから,
確かに300本は必要ですね。


ダイブセンター前の桟橋兼エントリー口。
ボートがたくさん行き交うので頭上注意です。
沖の方にシーベンチャーリゾートがでんと構えています。
リゾートと呼ぶには何とも無粋な建物です。

チェックダイブの項目は,
中性浮力とマスククリアとレギュレータリカバリーです。
ウエイトのチェックも兼ねます。
ダイブセンター前のハウスリーフ「パラダイス1」で行います。
桟橋兼エントリー口からジャイアントストライドでエントリーし,
ガイドの合図で潜行し,潜行途中で中性浮力をキープします。
そのあと着底してマスククリアをします。
マスククリアはマスクの中に水を入れなくても,
クリアする動作ができればよいようです。
最後にレギュレータをはずして手に持ったまま
口から少しずつ息を吐いたあと,レギュをくわえなおします。
グループ全員が5〜10分で完了し,あとは,
ハウスリーフのダイビングルートの目印を案内してくれます。
チェックダイブの時は撮影禁止です。
知らないふりして持って入ろうとしたらとがめられました。
すみません。


ダイブセンターは広々としていてテーブル&ベンチも多く,
ダイビングの合間にゆっくりとくつろぐことができます。
コーヒー,紅茶,ミロといった温かい飲み物や,
クッキー,ケーキ,ドーナツなどのおやつが常時用意してあり,
ご自由にどうぞというあんばいです。
小腹がすいたときにありがたい心遣いです。

みんなでログ付けという習慣はないようですが,
ガイドに尋ねると丁寧に教えてくれます。
図鑑がいろいろと置いてあって,ガイドと一緒に
「次はどこ潜りましょーか」と頭を寄せ合い,
図鑑をパラパラめくりながら次のポイントを選んだりもします。


1日のダイブパターンは,
3ボート(午前2本,午後1本)+無制限セルフダイブが基本です。
私たちが潜ったときは,
午前シパダン2本/午後マブール(カパライ)1本の組み合わせと
午前マブール(カパライ)2本/午後シパダン1本の組み合わせを
1日おきに交互に行いました。
他に1dayマブールといって,マブール3本もOKです。
サンセットダイブ(17:30〜)とナイトダイブ(18:30〜)は
3名以上集まればひとりRM30(だったか?)で開催。
変わり種ではマングローブダイブなんていうのもありました。

その日自分が乗るボートがどれで,ガイドが誰で,
どのダイブパターンかは,ホワイトボードのシフト表で確認します。
毎日夕方になると,このボードの前でスタッフが頭を悩ませています。

シパダンは,2004年末に島内のリゾートが全て閉鎖され,
シパダンでダイビングをするには,
近隣のリゾートや港(センポルーナ)から潜りに行くか
クルーズ船で潜るかという選択になります。
しかも,1日の入域人数が120人と制限されています。
この120人という枠を近隣のリゾートで割り当てているようです。
シパダンでのダイビングをローテーション式にしたのは,
どのゲストも1日1回はシパダンで潜れるようにした
苦肉の策だろうと思います。
しかし,希望すればダイビングごとに乗り込むボートを替えて
シパダンでのダイブ本数を増やすことも可能なようです。
(ただし,シパダン3本は有料オプションということらしい)


シパダンには警備員が常駐していて監視しています。
また,島にはオオトカゲが放し飼いされていて,
不審者には襲いかかるように仕込まれています。
・・・というのはもちろんウソで,
このオオトカゲは普通に棲息しているようです。
お腹が大きかったのでお産前かも知れません。
そのうちゆっくりと木に登っていきました。

マブール島のハウスリーフポイント,パラダイス1・2での
セルフダイビングは朝6時〜夕方6時まで,
ダイビング間の休息を1時間とるというルールを守れば,
可能な限り潜ることができます。
現実的なのは早朝ダイブに1本,ボートダイブ後に1本です。
原則的にはバディダイブということになってますが,
堂々と単独潜水している人(特に一眼持ってる人)も多かったので
黙認状態のようです。
潜るときはロッカールームの入り口のホワイトボードに
名前とエントリー時刻と潜水予定時間を記入しておき,
エクジットしたら「OK」を書くか,名前を消します。


ダイブセンターのオフィスのドアに
ショップのステッカーがたくさん貼ってありました。
うちのシールもこそっと貼ってきました。
次に行くまで残っているだろうか。

ダイブセンターのオフィシャル・インフォメーションはこちらです。
http://mabul.web.infoseek.co.jp/