もうそろそろ春も終わりがけ。
唐津にダイビングに行ってきました。
お世話になったのは、
唐津マリンスポーツクラブさんです。
この日は北風強めで、どんより曇り空のあいにくの天気。
ボートダイビングの予定でしたが、
この時季ビーチの様子が面白いとのことで、
ビーチダイビングに変更です。
【画像をクリックすると拡大表示できます】
砂地にはたくさんのアマモが繁っています。
大きく成長したホンダワラ、枯れたワカメ、鮮やかな赤いホヤ、
生物相がとても豊かだということがわかります。
うねりがあって砂がかなり巻き上がっていて、
透視度は5〜6メートルといったところでしょうか。
アマモ
並んでいるのはアマモの雄花です。
雄花に先駆けて咲く雌花は、今回見つけられませんでした。
オオカズナギ
アマモカラーに合わせて緑っぽい体色をしていました。
アマモの先端にとまりがち。
ここからどこに進もうかと思案中?
オオクチリュウグウウミウシの幼体?
リュウグウウミウシの仲間だろうというのは予想が付いたのですが、
その先の同定に手こずりました。
もしかしたら違うかもしれません。
青みが強い体をしていますが、
大きくなると黄色みが増してくるようです。
カイウミヒドラとシワホラダマシ
不思議な共生関係。
過去のブログでも紹介しています。
アサヒアナハゼ
少しあどけなさが残る若魚
ゆらゆら揺れるアマモが居心地よさそうです。
お腹いっぱいのアサヒアナハゼ
いくらなんでもこれは食べすぎでしょう。
ヒメタツのちびっこ
この春生まれたばかりのちびっこです。
ちっさい!
チャガラのちびっこ
チャガラのこどもたちがたくさん泳いでいました。
体全体が赤みを帯びていてきれいです。
う⚪︎こしてるけど・・・
透明で白い縁取りのホヤ
きれいなホヤの群生です。
唐津では春先の低水温の時によく見られるそうです。
リンゴを縦に切ったときの切り口に似ていると思うのはうちだけ?
ウミサボテン
砂地に棲む移動性のソフトコーラルです。
通常は昼間は砂の中に隠れていて、
夜になると出てくるそうですが、
この日は曇り空で海中が暗かったので出てきたようです。
広島の江田島にある「さとうみ科学館」が「ウミサボテン」の歌を公開していました。
さとうみMUSIC
※リンク先ページのやや下の方に掲載されています。
さとうみ科学館のニュースレターVol.261(抜粋)に掲載されている情報によると、
ウミサボテンは刺激を受けると緑色に光るそうです。
これは見てみたい!
巣穴から出てきて全身を見せてくれていましたが、
すぐに巣穴に逃げ帰って行きました。
楽しすぎて、あっという間に時間がすぎてしまいます。
水温18度とまだまだ低めですが、
寒さを感じる暇もありませんでした。
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